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署名活動:悪質な交通事故死、厳罰求め 遺族らの「全国協議会」(栃木:宇都宮)
現在、飲酒運転に対する罪は厳罰化されてきているが、これはさらに厳しくしようとする動きである。


悪質な交通事故で家族を無くした遺族らでつくる「飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族・関係者全国協議会」は14日、宇都宮市のJR宇都宮駅西口周辺で署名活動を行った。同日は県内外の遺族ら約20人が参加し、通行人に悪質な飲酒・ひき逃げの厳罰化を求める署名を呼び掛けた。15日も同所で行う。
01年、刑法改正で危険運転致死傷罪(最高刑20年)が新設された。だが、飲酒運転の発覚を恐れ、現場から逃走した容疑者が体内のアルコールが抜けたころに逮捕され、同罪の適用を免れる「逃げ得」と呼ばれる事態が全国で相次いでいる。
同協議会が県内で署名活動を行うのは初めてで、これまで全国で約44万人の署名を集め、法務大臣に提出している。
鹿児島県奄美大島で03年11月、次男(当時24歳)を飲酒・ひき逃げ事故で亡くした佐藤悦子・同協議会代表(57)=大分県国東市武蔵町=は、「どうして人をひいて逃げた方が罪が軽いのか理解出来ない。まだ飲酒運転を人ごとだと思っている人が多く、自分たちの(家族の)死を無駄にしないために厳罰化を訴えていく」と話した。

2009年3月15日 毎日新聞より引用



なお、この活動において「飲酒運転」と「ひき逃げ」は分けて活動を行ったほうが良いのではないかと思っている。
「飲酒運転」に関しては、危険運転致死傷罪が適用され、1年以上の有期懲役で最高20年、併合加重の場合は最高30年と、死刑または無期もしくは5年以上の懲役の罪に問われる、殺人罪に次ぐ罪の重さである。

問題となっているのは、「飲酒運転」をして、「ひき逃げ」した交通事故において、アルコールが抜けた状態で「ひき逃げ」として捕まった場合、「飲酒運転」の事実を立証するのが難しいことから、「ひき逃げ」の罪のみ適用されて、業務上過失致死と道路交通法違反で懲役が最高7年6ヶ月までと危険運転致死傷罪より罪が軽くなってしまうことである。

つまり、この運動により、「飲酒運転」による危険運転致死傷罪が例えば死刑になると厳罰化された場合、死刑を恐れて、「ひき逃げ」をする確率はもっと高くなるのでは無いだろうか。
だから、現状は「ひき逃げ事犯に飲酒運転と同等の罰則を求める」運動の方が妥当のような気がする。

「罪を憎んで、人を憎まず」という言葉があるが、遺族にとっては感情論に発展するのはやむ得ないものの、これには慎重な議論が必要であるとともに、「飲酒運転」と「ひき逃げ」の厳罰化は分けて考えないと、自己矛盾を引き起こす可能性をはらんでいると思う。




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[2009/03/18 07:00] | ニュース | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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