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交通遺児とは、交通事故で両親または父親や母親を亡くして、取り残された子供のことである。
前日に親子3人が死亡した交通事故を取り上げたが、実はこの家族は4人家族で、父親、母親、10歳の長女、4歳の次女の家族構成で、父親、母親、そして4歳の次女が事故で亡くなり、10歳の長女が取り残された。 この女の子は事故直後の光景をみており、心に受けたダメージ、ショックは計り知れないものであろう。 そして、この女の子は両親、妹を亡くし、今後は1人で生きていかなければならないのである。 こういった交通遺児に対していろいろな援助を行っている団体があるので、それを紹介しようと思う。 財団法人交通遺児育成基金 この団体は遺児家庭の生活基盤の安定を図るという目的の基に昭和55年8月、国と民間団体の協力によって財団法人交通遺児育成基金が設立された。 交通事故で親を亡くした満13歳未満の子供が加入することができ、加入時の年齢に応じて拠出金を払い込むことにより、加入した翌月から満19歳になるまで、年齢に応じた月額給付金が3ヶ月ごとに支給されるというものである。 なお、この団体は加入時に拠出金を預かり、そのお金を運用し、給付金を交通遺児に支払っていくという仕組みである。 例えば、上記の10歳の子供であれば、始めに拠出金として525万円を払い込んで加入することにより、満19歳までの間、総額でおおよそ690万円〜640万円が支給される。 財団法人交通遺児育英会 交通事故で死亡した者または重度の後遺障害を負った者の子供で、高学以上の学校に通うための学費を必要としている者に、奨学金を無利子で貸与し、教育の機会均等を図り、社会有用の人材を育成することを目的とし、国によって昭和44年5月2日に設立された。 毎年募集を行っており、高校、大学、専門学校に通う者に、毎月の奨学金(給付は3ヶ月おき)、入学一時金、進学準備金等が無利子で貸与してもらえる。 NPO法人交通遺児等を支援する会 この法人の前身である「交通遺児母の会」が、交通遺児を抱える母親が相互扶助の理念により交通遺児家族の相互援助を行うことを目的とし昭和50年2月に発足、平成16年4月、特定非営利活動法人「交通遺児等を支援する会」が設立された。 交通事故による被災者を中心としつつも、可能な範囲での対象者の拡大、経済的支援活動、、交通事故等を防止するための教育並びに安全活動を実施している。 交通事故により親を失った子供の心の傷は癒えることはないだろうが、こういったサービスを利用し、少しでも幸せになってもらいたいものである。 |
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